起業するなら学生の頃からか、それとも社会人になってからか


「起業するなら学生の頃から起業しておくべきでしょうか?

それとも、一度大企業に入って経験を積んでから起業するべきでしょうか?」

 

という質問を昔受けたことがあります。

今日はこの問いに対して僕自身の考え方を述べたいと思います。

結論としては、

 

「両方」

 

 

というのが僕の見解です。

 

 

学生に限らず、若いうちに起業しておくメリットは、

・人生の早い段階で失敗経験を得ることができる

 

 

そしてデメリットは、

・視野が狭いためにアップサイドが限定的な成功しか得にくい

 

 

それぞれ1つ挙げるならこう思います。

 

 

例えば学生起業家と呼ばれる人が考えるビジネスモデルで、

「学生同士のマッチングアプリ」

みたいな話を一度は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

 

というか、起業していなくてもそういうことを言っている学生を見かけたことはありませんか?

 

 

僕は結構あります(笑)

イベンター系の人に多いですね。

 

 

ちょっと冷静に考える時間があれば、

「それがたとえどんなに流行ったとしても、単価の低い学生相手のビジネスは収益性が低いし、スケールしないし、参入障壁が低くて競合優位性もない」

 

 

要するに、

 

 

ぜったい、きつくね?

 

 

なんてことはわかりそうなものですが…

 

 

この思考に陥ってしまう理由は、

「人間は想像できる範囲でしか物事を考えられない」からです。

 

 

人生経験が少ないと、当然、想像できるビジネスモデルにも限界があります。

 

 

学生が保険代理店業や証券仲介業などの金融ビジネスをバリバリ回している絵はイメージするのは困難です。

僕自身も自分が大学生だった頃は、そもそも生命保険って何?というレベルでした。

 

 

金融業は特に、一度社会人経験を積まないと始めることが難しい業種の代表です。

 

 

当たり前ですが、起業家自身が想像できないことをビジネスにすることはできません。

 

例に挙げた学生起業家が「学生同士のマッチング」をビジネスとしていけると考えがちなのは、

「想像できることが、自分達学生をターゲットにしたマッチングサービスしかない」から、仕方なくそのビジネスモデルに帰結するわけです。

 

 

逆に学生ならではの強みを活かせるビジネスモデルももちろんあると思いますが、先月僕が参加していた『IT道場』というスタートアップ勉強会で講師の1人、インキュベイトファンド和田さんは、

 

 

「学生のような若手起業家が勝ちきれる領域は、勝者が固まってきて、最近はかなり少なくなってきた」

と仰っていました。

 

 

例えばゲームアプリを開発して一発当てる!みたいなことが起こりにくくなってきているのだと思います。

数年前まではゲーム1本開発するのに3000万円もいらなかったのに、今では1本1億円はかかるそうですし、ソーシャルゲームを例にとっても資金面での参入障壁が上がっています。

 

 

また数年前まではITで完結するビジネスモデルが多かったけれど、最近は「IT×何か」というトレンドなので、その「何か」が実務経験に基づいたものである必要がありそうです。

 

 

 

ただこの論理を突き詰めると、極論80歳になって経験を積みまくってから起業した方が良いということになってしまいますが、ここまで書いておいて僕の結論は真逆で、

 

 

「1歳どころか、1日でも若いうちに起業するべき」

と考えています。

 

 

その理由は…

 

 

続きは次回エントリーに改めます。

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